|
カウントダウン このブログは PLAYSTATION(R)3専用ソフトウェア「FolksSoul -失われた伝承-」の開発者が、本作の魅力やこだわりの点についてこっそりと語るブログです。
FolksSoul開発スタッフ カテゴリー記事一覧(新着順)
RSSフィードリンク
昨日のデザインコンセプトの続きです。
今回はキーツについてお話させていただきます。 《キーツ》 キーツに関してはその役柄が長い間未定だったので、 エレンよりも更にイメージ先行でデザインが進みました。 メガネにボサボサな頭、というイメージは前出の「モルダー」のような ちょっと変人を意識した設定から浮かんだ物で、 そこはずっとキープで作業していただきました。 出来上がったデザインは偏屈で好古趣味、という感じが良く出ていると思います。 性格としては「なにかにつけ非科学的な事ばかり言うエレンに対し、 横柄な態度でちょっと小馬鹿にするような事を言う高圧的な男」という イメージで進めてもらいました。 例えばエレンのカバンに入っているトルマリングッズを目にとめて、 小一時間もマイナスイオンに関する講義を始めてしまう、 とか(もちろんそんなシーンはありませんが)。 ただし、いろんな事に人並みならぬ拘りがあるけれど、 興味の無い事には全く無頓着なキーツ。 そんな彼と比べて意外としっかりした所のあるエレンが突っ込みを入れながら 旅をしていく、そんなイメージです。 ちなみに「真面目なジャーナリスト志望なのに 取材に行く先々でオカルトな事件に巻き込まれ、 結果オカルト担当記者の位置に納まっている」という設定は (本編にはあまり関連ありませんが)ちょっと気に入っています。 ![]()
今回はアートディレクション担当より、
キャラクターの話をさせていただきます。 さて物語の主人公は「キーツ」と「エレン」の二人組みです。 主人公が二人、という話は「異世界」と「現実世界」の 二重構造というところから上がってきた案だと思うのですが (イマイチ定かではありませんが)取りあえず私の頭にあったのは 「Xファイル」のコンビでしょうか。「モルダー」と「スカリー」です。 田舎の寒村で起こる事件を、男性と女性、理論と感性の異なる目を通して 描写できたら、と思ってこのような二人組みを設定しました。 《エレン》 当初のイメージではエレンそのものが ”フォークロア(都市伝説)”というコンセプトでした。 つまり「口裂け女」とか「花子さん」のように、 謎の存在として人口に膾炙するような存在で、 キーツはそれを追う立場、というイメージです。 噂に上りやすいということは、誰でも一言で説明できる特徴が必要で、 また噂の存在になるとその点はどんどん誇張されていきます。 そんな訳でエレンについてはちょっと極端な特徴が欲しかったので、 当初は「夏でも真っ黒いコートに目深く帽子をかぶっている女の子」でした。 晴れているのにレインコートに長靴を履いている、 なんて、いかにも都市伝説な感じで良いんじゃないかと思ったのです。 本作でアイキャッチ的に影絵のエレン(?)が出てくるのですが、 実はこれが初期のアイデアだったりします。 ただ、あまり陰気で顔も隠れていては、「ヒロイン」らしさがない、 という意見も出まして、それも最もなので、 「かわいらしさ」と「謎めいた感じ」を両立すべく、それ以降長い時間をかけて キャラクターデザイナーに顔から服装から何枚ものデザインを描いてもらった結果、 現在のようなエレンに落ち着きました。 デザインが決定した頃には季節も変わり、そのせいかどうか、 気がつくとスカートも随分短くなっていました。 ![]() | ホーム | |